本を読んだのに、その内容が頭に入らずに忘れてしまうのは凄く損です。
せっかく本を読んでも、頭に入らないと時間を無駄にしてしまったという気分になってしまいますよね。
そこで本記事では、なぜ読んだ内容を忘れてしまうのかという原因を解説し、改善方法をお伝えします。
こんな方におすすめ
- 本を読んでも内容を忘れてしまう
- 本を読んでも頭に入らない
- もっと良い読書術が知りたい
本記事のまとめ
本を読んでも内容を忘れてしまう原因
そもそも人間は、なぜ覚えたことを忘れてしまうようになっているのでしょうか。
まずは脳の仕組みについて理解しましょう。
記憶というのは大きく分けると2つの段階があります。
- 短期記憶
- 長期記憶
上記のとおり。
本を読んで内容を覚えても、すぐに忘れてしまうのは記憶が長期記憶になっていないからです。
短期記憶として記憶されていたとしても、そこに新しい情報が入ってくると忘れてしまいます。
忘れることは決して悪いことではないのです。
本の内容を頭に入れて、忘れにくくするには短期記憶に入れた情報をどうするかが大事になってきます。
これについては後述します。
まずは本の内容が頭に入らなかったり、忘れてしまう原因を解説します。
- 本の内容を全部覚えようとしている
- 覚えたことを活用していない
上記のような原因があります。
順番に解説します。
全部を覚えようとしている
本の内容を覚えようと必死になっている人ほど、反対に覚えれていないことが多いです。
まず、大前提ですが本の内容を全て覚えようとするのは間違いです。
そう思っていませんでしたか?
本の文章にも、大事な部分とそこまで必要ない文章があります。
全部を覚えようするのは、ハッキリ言って無謀です。
重要な部分のみを考えて、自分なりに記憶に残していくことが大事です。
覚えたことを活用していない
せっかく本を読んでも、読み切って満足して終わりというパターンが多いです。
しかし、それはやってはいけないこと。
大切なことは、本を読んだあとに学んだ情報をアウトプットすることです。
本を読み切ったときは、まだ内容が短期記憶にあります。
しかし、短期記憶に入れた情報を活用していかないと長期記憶にならないのです。
せっかく短期記憶に入れても、長期記憶に変えないと結局そのうち忘れてしまうので意味がありません。
本を読んだ後の行動を改善していきましょう。
本の内容を覚えられない場合の改善方法について解説します。
本の内容を効率的に覚える方法
本を読んでいて、途中から何故この本を読んでいるのか分からなくなった経験ありませんか?
そうなってしまうと、本を読んでいるフリだけで、内容自体は頭に入ってきません。
本を読むのが苦しくなってきたりするときは、目的が明確化されていないことが多いです。
本を買うときや、読むときには「この本から何を学びたいのか?」をまず確認してください。
そして、次から本を読むときに試してほしいことを紹介。
そこまで手間にならず、誰でも簡単にできることです。
- 本を読む前のひと工夫
- 重要なところを書き出す
- アウトプットする
上記のとおり。
順番に解説していきます。
本を読む前に目次を見る
一部では有名ですが、本をいきなり読む前にまず目次を見てください。
目次には本の内容についてザッと書かれていますよね。
目次を見てどうするかは2つの選択をします。
- 気になったところから読む
- 自分の予想を立てる
上記のとおり。
「気になったところから読む」は本の内容について既にある程度の理解している場合にオススメ。
ある程度の内容を理解している場合は、最初から最後までダラダラ読むのは時間のムダ。
気になったところから読んで、記憶に残していくべきです。
逆に読む本の内容について、まったく知識がない方にオススメするのが、予想を立てること。
ただ読むだけよりも、「どうなんだろう?」と答え合わせ的な読書ができるので記憶に残りやすいのです。
重要なことを書き出す
重要なことを紙などに書き出すことで、本の内容を覚えやすくできます。
人間の脳は、自分と関わりがあるほど記憶に残りやすいです。
紙に書き出すことで、重要なポイントを可視化できて理解しやすいです。
さらに『紙に書いた』という経験があることで、より本の内容を覚えるのに有効です。
本の文章にマーカーで印をつけたり、ページの余白に書くのもアリですが狭い場合が多いです。
個人的には、メモ帳などに書き出すことをオススメします。
アウトプットする
本を読んだあとにアウトプットする習慣がある人は、かなり少ないです。
日本人の特徴でもありますが、インプットばかりしてしまう人が多いです。
勉強でも読書でもアウトプットしなければ、なかなか記憶に定着しません。
学生時代を振り返ってみてください。
人に教えるという行為は、アウトプットになっています。
体験したことある人なら分かると思いますが、人に教えるのって難しいです。
自分では理解したつもりでも、それを言語化できなかったりします。
そうやって理解したつもりでいた自分に気付き、人に教えることで自分もより深く理解できるのです。
人に教えるという行為のように、本で学んだ情報をアウトプットしてください。
アウトプットする方法は下記のとおり。
- 人に伝える
- レビューを書く
- ブログで発信(SNSもOK)
上記のようなアウトプット方法があります。
可能な限り全てするのが理想ですが、自分に合う方法を見つけてみてください。
人に伝える
兄弟や家族など身近な人でいいので、新しく知った内容などを話してみましょう。
人に分かりやすく伝える為に、整理しながら自分の口で話すので一番オススメのアウトプット方法です。
レビューを書く
最近だとネット通販で本を買う方も多いですよね。
たとえばAmazonで買ったら、レビューを書いてみるなど文章を書く方法です。
ブログで発信(SNSもOK)
ブログで発信するのは、最も大変かもしれませんがオススメです。
ブログで発信するメリットは、文章力もあげれることです。
本の内容を自分なりに要約する力も鍛えることができ、様々なメリットがあります。
ブログで発信するのは、凄く力になります。
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まとめ:本を読む前から既に大事
本記事では、本を読んでも頭に入らない・読んでも内容を忘れてしまう原因と対策を解説しました。
みんなのライフハックによると、社会人の45%は全く読書していないようです。
ヤバイですよね。
逆に言えば、本を読むだけでも優秀組に入るのです。
成功者の中には読書家が多いです。少なからず読書をすると、勉強や目標・成功に近くことが分かっています。
より豊かな人生にするためにも、効率的な読書が大事です。
ダメなことを再確認します。
- 本の内容を全部覚えようとする
- 覚えたことを活用しないこと
上記のとおり。
重要なポイントを判断して、記憶できる力をつけましょう。
記憶するために、読書をしたら必ずアウトプットをしてください。
人に話したり、ブログやSNSで発信していく習慣があると確実に人生が変わってきます。
本の内容を忘れないノウハウをより詳しく知りたい方は、読んだら忘れない読書術を購入してみてください。
また最近は、良いツールが沢山あります。
読書をする習慣がない人は読書が苦痛に感じてしまいます。
そういう方や忙しい方には、1冊10分で読めるflier(フライヤー)という要約サービスがオススメ。
時間は有限なので、効率的に読書しながら人生を豊かにしていきましょう。
本記事の内容が参考になれば幸いです。
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